平成29年3月10日(金)
テーマ:「不安と強迫〜そのスペクトラムの病理と治療〜」
会期:2017年3月10日(金)~11日(土) 場所:九州大学医学部 百年講堂
大会長:神庭 重信 先生(九州大学大学院医学研究院 精神病態医学分野 教授)
主催:日本不安症学会
後援:メンタルヘルス岡本記念財団
◎大会ポスターのデザインは「シャルコーの臨床講義」の絵(ヒステリー患者の治療の講義の模様)が元になっていました。受講者の中にはウィーンからシャルコーを求めてパリに留学した若き日のS.フロイトがいるらしいと、私の周りに座っておられた医師の方々がどよめいておられました。絵の中の誰かは分かりませんが想像しながら探すのは私にとっても楽しい時間でした。(未だに分かっておりませんが・・・)
【教育講演2】 11:00〜12:00 『森田正馬とS.フロイトの比較文化病跡』より
座長:坂野 雄二 先生
演者:山田 和夫 先生
東洋と西洋で20世紀の初頭前後に生まれた森田正馬とS.フロイトが、神経症概念とその治療法を創出。病跡学的には、森田もフロイトも不安体質と様々な不安障害を有しながらそれらを克服する過程で独自に『森田療法』『精神分析』を編み出した経緯を講演して頂きました。
他にも、医療だけではなく人の生き方に於いてのスピリチュアルケアの重要性についてもお話しが有り、自己治癒力・回復力等の意味であるレジリエンスとスピリチュアリティとの関係性、スピリチュアルヘルスの必要性など初めて聞く内容では有りましたがとても腑に落ちました。
当日は他にも
【教育講演1】 10:00〜11:00 『インターネットゲーム障害の診断と治療』
座長:神村 栄一 先生
演者:樋口 進 先生
【ランチョンセミナー2】 12:10〜13:10 『双極性障害と不安』
座長:鬼塚 俊明 先生
演者:本村 啓介 先生
共催:グラクソ・スミスクライン株式会社
【シンポジウム2】 13:25〜14:55 『OCDの生物学と新規治療の可能性』
座長:中前 貴 先生 中尾 智博 先生
演者:平野 好幸 先生 向井 馨一郎 先生 村山 桂太郎 先生 中前 貢 先生
【シンポジウム3】 15:10〜16:40 『不安と強迫のスペクトラム〜その理解と治療〜』
座長:松永 寿人 先生 中川 彰子 先生
演者:松永 寿人 先生 中尾 智博 先生 十一 元三 先生 飯倉 康郎 先生
等を拝聴いたしました。
◎申込区分は企業枠で参加させて頂きました。 学会の開催情報を教えて頂いたメンタルヘルス岡本記念財団様に感謝しております。
株式会社ノース・ナイン・ステート
福岡・北九州のストレスチェック・メンタルヘルス企業
お役立ちできるEAP(メンタルヘルス外部相談機関)を目指します
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