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第35回日本森田療法学会 テーマ/森田療法と五高(1日目)パネルディスカッション①

平成29年11月11日(土)

テーマ:「森田療法と五高」
会期:2017年11月11日(土)~12日(日) 会場:熊本大学工学部百周年記念館・インキュベーションラボトリー・その他
大会長:藤瀬 昇 先生(熊本大学 保健センター 教授)

 

【パネルディスカッション】 17:30〜18:30 『五高の絆の中で育まれた「生活の発見会」』
司会:藤瀬 昇 先生(熊本大学 保健センター 教授)
演者:比嘉 千賀 先生(ひがメンタルクリニック 院長)

 

自助グループ「生活の発見会」の母体となった「啓心会」水谷啓二氏(熊本県八代市出身)の実の娘さんである比嘉千賀先生のお話しをご紹介します。先生は現在、埼玉県さいたま市でメンタルクリニックを開業しておられます。実父である水谷啓二氏の背中を見てお育ちになり遺志を引き継がれたのであろうと推察します。

水谷氏はご自身が神経症を患っておられ森田正馬先生に直接診て貰い手解きを受けた方の一人で、神経症の苦しみから回復させて貰った森田療法を広めたいと活動をスタートされました。同氏は医師ではありませんでしたが、自宅を解放して奥さまと共に啓心寮を運営して神経症に悩む方のため御尽力された方です。森田療法では、他にも「メンタルヘルス岡本記念財団」さん等、森田療法に対する恩返しの気持ち(志ざし)で活動しておられる方が多い事に驚かされました。

森田療法は門戸が広く、本学会も医療関係者やメンタルヘルスに携わる方だけではなく自助グループの方も多数参加しておられ一般演題などで力強く発表しておられます。

また比嘉先生のお話しの中では「日本三大頑固(ガンコ)」というものが有って、祖父の「肥後もっこす」、森田正馬先生の「土佐のいごっそう」を紹介して頂きました。もう一つは何だろうと思い、家に帰ってインターネットで調べてみると「津軽のじょっぱり」でした。

(本記事に掲載した写真は第五髙等学校(五高)の表門(向かって左側)で通称「赤門」と呼ばれ重要文化財に指定されています)

 

 

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