平成29年11月11日(土)
テーマ:「森田療法と五高」
会期:2017年11月11日(土)~12日(日) 会場:熊本大学工学部百周年記念館・インキュベーションラボトリー・その他
大会長:藤瀬 昇 先生(熊本大学 保健センター 教授)
【会長講演】 13:10〜13:50 『森田療法と五高』
座長:中村 敬 先生(東京慈恵会医科大学附属第三病院 院長)
演者:藤瀬 昇 先生(熊本大学 保健センター 教授)
本学会大会長の講演という事で、厳格でご挨拶的な内容かと想像しておりましたが、そうではなくユーモア溢れ会場が笑顔で包まれたお話しとなりました。
森田療法の開祖である森田正馬先生が第五髙等学校(通称:五高)出身であるという事で、サブテーマ??の「森田正馬の下宿先探し」をされる際には一般家庭をピンポン訪問して調査されたとの事で、まるで探偵かセールスマンの様な地道かつアグレッシブな行動に会場全体から称賛の笑顔と拍手を浴びられました。その結果、森田先生が約三年間を過ごしたという下宿の有った場所を特定されたとのご報告でした。
また森田療法は、他の精神療法では(私個人的には)あまり聞いた事がない、自助グループ組織の存在が有ります。その中でも現在全国展開しておられる「生活の発見会」創成期のメンバーの方々も五高出身者が多く、同会の母体となった「啓心会」を立ち上げられた水谷啓二氏は熊本県八代のご出身という事で、本大会テーマである「森田療法と五高」と結びつき九州出身者の私としては嬉しい限りでした。
自助グループ「生活の発見会」に関しては改めて別途ご紹介させて頂きます。
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